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小惑星1番 ケレス(Ceres)と干潟星雲(M8)

コメント：太陽系内を公転する小惑星のうち、最初に発見されものがケレスです。
　　　　　約200年前に発見されたケレスは、太陽系外周にあるカイパーベルト天体を
　　　　　除いた小惑星の中では最大で、直径は約1000kmあります。
　　　　　自らの重力で球状になっているため、準惑星に分類されています。
　　　　　そのケレスが、いて座のM8付近を通過しました。
　　　　　星雲の右下、矢印の先に、楕円形の恒星のように写っているのがケレスです。
　　　　　撮影に要した45分余りの間に移動したため、単なる点ではなくなっています。
　　　　　ケレスの光度は7.5等級でした。

撮影データ
　撮影日時：2010.6.3  24:15〜25:02
　露出：5分×5コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：埼玉県東秩父村
　使用機材：ビクセン R135S D135mm f720mm F5.3
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + Webカメラ + iAG ver 0.5.2により自動ガイド
            LPS-P2フィルター使用
　　　　　　35mm判換算で約1,080mm相当
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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