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はくちょう座主要部

コメント：夏を代表する星座の一つ、はくちょう座です。
　　　　　その中でも、星雲が多く集まっている部分です。
　　　　　左上側にある明るい星は、1等星のデネブで、白鳥の尻尾当たる星です。
　　　　　その左側にある赤い星雲は、北アメリカ星雲とペリカン星雲です。
　　　　　中央よりやや右上側にある星は、はくちょう座γ星です。
　　　　　この周辺には、IC1318をはじめとする赤い星雲が集まっています。
　　　　　写真下部の左寄りには、網状星雲があり、左側のNGC6992-5が弧を描き、
　　　　　右側のNGC6960が星の上下に淡く写っています。
　　　　　網状星雲の右下、写真下端近くの右寄りには、散開星団NGC6940が写っています。
　　　　　写真の左上から右下にかけての広い範囲に、天の川が写っていて、暗黒帯や
　　　　　星雲・星団が到る所にあり、賑やかな場所です。

撮影データ
　撮影日時：2010.11.6  19:09〜19:58
　露出：5分露光×4コマ, StellaImage5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S → 絞りF4
　　　　　　タカハシEM-200B赤道儀 + ミードDSI-PRO + iAG ver 0.7.0 beta4により自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で約82.5mm相当
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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