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カニ星雲(M1)

コメント：西暦1054年に現れた超新星の残骸で、おうし座にあります。
　　　　　この超新星のことは、日本でも明月記に記録が残っており、昼間でも
　　　　　見える程の明るさになったようです。
　　　　　中心部には、爆発した星の中心部が高速で自転するパルサーとなって
　　　　　残っていて、電波やX線を放っています。
          SONY製のレンズスタイルカメラ、DSC-QX100を使用し、
　　　　　タカハシFC-50屈折望遠鏡を使ってコリメート法で撮影しました。
　　　　　カメラを最も広角側にしたため、縮小光学系となり、直焦点よりも2段明るい
　　　　　F値となって、30秒露出でもかなり暗い星まで写りました。
　　　　　ただ、改造カメラではないので、赤いフィラメントの部分はよくわかりません。
　　　　　左下の明るい星は、おうし座の角の先端の星、3等級のζ星です。

撮影データ
　撮影日時：2014.11.22 23:12.9〜23:28.2
　露出：30秒×10コマ (シャッタースピード優先AE, 露出補正+3.0EV)
　　　　DeepSkyStackerにてコンポジット合成、Adobe Photoshop CS6にて調整
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：タカハシ FC-50 + BORG レデューサー0.85×DG【7885】+ NLV20mm D50mm 合成f177mm 合成F3.5
　　　　　　タカハシ スペースボーイ赤道儀 ノータッチガイド
　カメラ：SONY DSC-QX100, 10.4mm, 絞りF2.2〜2.5, ISO6400
          35mm判換算で短辺約800mm相当にトリミング
　撮影者：沼尻　裕
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