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大接近4日前の火星

コメント：8月27日の世紀の大接近まで、あと4日に迫った火星です。
　　　　　望遠鏡の接眼部に、デジタルビデオカメラを近付けて、静止画撮影しました。
　　　　　3週間前に比ると、気流の状態が良く、模様が良くわかります。
　　　　　上の画像は、Registaxにより40コマの画像の自動スタックを行ったものです。
　　　　　下の画像は、その中で一番良く写っている1コマです。
　　　　　コンポジット合成によって、ノイズが減少し、模様がはっきりする効果が
　　　　　わかると思います。
　　　　　画面左上側に南極冠があり、右上から左下にかけて斜めに黒っぽい模様が
　　　　　帯状に見えます。
　　　　　これは、キムメリアの海あたりになります。
　　　　　また、極冠周辺などにも黒っぽい模様が確認できます。

撮影データ
　撮影日時：(上)2003.8.23 22:22:07〜22:26:03の31コマをコンポジット合成
　　　　　　(下)2003.8.23 22:25:36
　撮影場所：東京都八王子市
　使用機材：SONY DCR-TRV20 4.2〜42mm F1.8〜2.2
　　　　　　タカハシ MT-160+Er32mm(口径160mm 焦点距離1000mm 倍率31.25倍)
　　　　　　合成焦点距離 1,313mm(メモリーモード使用、35mm判換算で12,500mm相当)
　　　　　　合成F 8.2
　　　　　　35mm判換算で22,500mm相当にトリミング
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀により自動追尾
　撮影者：沼尻　裕
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