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雲海に立ち上がる黄道光と、しし座を流れる流星

コメント：オリオン座流星群が大出現した夜が終り、薄明が始まろうとしているところです。
　　　　　下界は雲海に沈み、関東の光害は雲に遮られて、富士山五合目は最高の星空でした。
　　　　　その雲の上に、白っぽく立ち上がっている光は、黄道光です。
　　　　　画面上部にしし座があり、ししの大がまを横切る流星が写りました。
　　　　　黄道光の左に沿うような、白い線になっており、オリオン座流星群の流星です。
　　　　　火球ではなかったようで、わかりにくいですが、しし座の部分を拡大した下の写真でなら、
　　　　　はっきりわかると思います。
　　　　　流星の左にある、ぼんやりした「く」の字型のものは、別の流星による永続痕かもしれません。
　　　　　自分では流星を見ていなかったので、光度や、正確な出現時刻などは不明です。

撮影データ
　撮影日時：2006.10.21  28:26:30〜28:31:30
　露出：5分、StellaImage5にてダーク補正後、Adobe Photoshopにより調整
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：シグマ15mm F2.8 対角魚眼 絞り開放
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀によりノータッチガイド
　カメラ：ニコンD70(改) ISO 800
　撮影者：沼尻　裕
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