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いて座周辺の天の川

コメント：銀河系の中心方向に当たる、いて座周辺です。
　　　　　天の川が最も明るくて太いあたりになります。
　　　　　写真の中央から左寄りに、いて座の南斗六星があります。
　　　　　その右にあるピンク色の星雲は、干潟星雲です。
　　　　　画面右下には、さそり座の尻尾があり、暗黒帯の中に出目金星雲・彼岸花星雲が
　　　　　写っています。
　　　　　かなり低空でしたので、右下隅の黒い部分には、近くの木が写り込んでいます。
　　　　　画面左上側は、たて座から、わし座の一部まで入っています。
　　　　　天の川に沿って、多数の星雲・星団が点在し、暗黒星雲が複雑に入り組んでいる
　　　　　様子がわかると思います。

撮影データ
　撮影日時：2007.5.19  26:16〜26:26, 26:26〜26:36, 26:36〜26:46, 26:46〜26:56, 26:56〜27:06
　露出：10分露光×5コマ,  StellaImage5にてダーク補正後、コンポジット合成
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：Aiニッコール 28mm F2.8S → 絞りF4
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で42mm相当
　カメラ：ニコンD70(改) ISO 800
　撮影者：沼尻　裕
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