Yutaka Numajiri's Astronomical Photo Gallery

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ケンコー63-540鏡筒とレデューサーのテスト撮影

コメント：ケンコー63-540鏡筒と、各種レデューサーの組み合わせを試した結果です。
　　　　　左半分が中心部、右半分が右上隅のピクセル等倍画像です。
共通データ
　使用機材：ケンコー 63-540 D63mm f540mm F8.6
　　　　　　ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + ミードDSI-PRO + iAGにより自動ガイド
　　　　　　IDAS LPS-P2フィルタ使用
　カメラ：ニコンD5000(無改造)
　撮影者：沼尻　裕
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直焦点 f540mm F8.6 その1
中央部の星の芯でピント合わせ
星像は放射状に伸びるが、まずまずシャープ。色収差による青ハロは盛大に出る。

直焦点 f540mm F8.6 その2
中央部の星像(青ハロを含む直径)が小さくなる位置でピント合わせ(その1より0.3mm外側)
星像は甘く、特に周辺部は悪い。

ボーグレデューサー0.85×DG【7885】使用, f459mm F7.3
周辺部付近の星像でピント合わせ
中央は色収差が少なく、周辺は青ハロが出る。周辺星像は十字型。

ビクセンレデューサーR使用, f470mm F7.5
中心部の星像でピント合わせ
星像の形は円形に近いが周辺像は甘い。色収差はかなり顕著。ゴーストがひどい。

ボーグレデューサー0.85×DG・L【7887】使用, f498mm F7.9
中心部の星像でピント合わせ
星像は全体的に良好で色収差も少ない。最も良い結果となる組み合わせ。

ケンコークローズアップレンズ AC No.3使用, f420mm F6.7
周辺部の星像でピント合わせ
色収差低減の効果はなさそうだが、星像は【7887】に次いで良い。周辺星像は十字型。

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