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わし星雲(IC2177), ダック星雲

コメント：おおいぬ座と、いっかくじゅう座との境界付近にある散光星雲です。
　　　　　鷲が羽を広げたような形をしていることから、わし星雲と呼ばれています。
　　　　　写真には比較的写りやすいですが、赤い星雲なので、望遠鏡を使っても
　　　　　見ることはできません。
　　　　　NGC2177という番号が付いていますが、翼の一部にはNGC2327という番号が
　　　　　付いています。
　　　　　また、頭部はSh2-292、下側の翼の先はSh2-297、左側の翼の先はSh2-296という
　　　　　番号も付けられています。
　　　　　翼より右にある二つの小さな星雲は、Sh2-295とSh2-293です。
　　　　　上端左の小さな赤い星雲はSh2-294です。
　　　　　また、左下にある白っぽい散光星雲は、明るい部分がNGC2359(Sh2-298)、
　　　　　その周辺に広がる淡い星雲はIC468で、ダック星雲とか、ヘルメット星雲、
　　　　　トールのかぶと星雲といった愛称があります。
　　　　　このあたりは天の川の中ですので、星だらけで、散開星団も点在しています。
　　　　　翼の左端近くにあるのがNGC2353、中央上のわしの体あたりにNGC2343、
　　　　　その右上の写真上端近くにNGC2335、下部右寄りにNGC2345が写っています。

撮影データ
　撮影日時：2014.11.22  25:32〜26:24
　露出：5分×10枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
　　　　Adobe Photoshop CS6により調整
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：miniBORG45EDII + マルチレデューサー0.7×DGT【7870】 D45mm f228mm F5.1
　　　　　　タカハシ EM-10赤道儀 + QHY5L-�U + PHD2 v2.3.1により自動ガイド
　　　　　　サイトロン LPR-Nフィルター使用
　　　　　　約300mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD600(無改造) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD50(改)+FC-50で撮影した わし星雲

ニコンD50(改)+miniBORG45EDIIで撮影した わし星雲

ニコンD5100(改)+miniBORG45EDII+LPS-V4で撮影した わし星雲

ニコンD50(改)+miniBORG45EDII+LPS-V4で撮影した わし星雲,ダック星雲

ニコンD5100(改)+FC-76で撮影したダック星雲

銀塩写真で撮影した わし星雲