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ミニボーグ55FLで撮影した、勾玉星雲と散開星団M36,M37,M38

コメント：ミニボーグ55FLと専用レデューサー0.8×DGQ55の組み合わせを使い、
　　　　　富士山北側から撮影した、ぎょしゃ座の散光星雲と散開星団です。
　　　　　一番右に勾玉星雲(IC405)があり、その左にIC410が写っています。
　　　　　中央上には散開星団M38、その左下にM36、写真左端下にM37と、M天体の星団が
　　　　　3個並んでいます。
　　　　　中央には散光星雲IC417があり、左上にはSh2-231〜233,235といった星雲があります。
　　　　　さらに、NGC1907などの散開星団や、あちこちに点在する暗黒星雲などもあって、
　　　　　賑やかな場所です。
　　　　　勾玉星雲付近を撮っても、なかなかM37までは入らないので、これは200mmの
　　　　　広い画角のおかげです。
　　　　　ほぼ同じ範囲を、無改造D600で撮った写真と比較すると、写真上部などの
　　　　　非常に淡い星雲の写りに差があり、Hα線透過率の差が出ているようです。

撮影データ
　撮影日時：2016.1.9 23:43〜24:28
　露出：5分×7枚、StellaImage7.1にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
　　　　Adobe Photoshop CS6により調整、青ハロ低減
　撮影場所：山梨県鳴沢村
　使用機材：miniBORG55FL + レデューサー0.8×DGQ55【7880】 D55mm f200mm F3.6
　　　　　　レデューサーの対物側にサイトロン LPR-Nフィルター(48mm)を装着
　　　　　　タカハシ EM-10赤道儀 + QHY5L-�U + PHD2 v2.6.0により恒星ガイド
　　　　　　1枚目: 720×480に縮小
　　　　　　2枚目: 1920×1280に縮小(元画像から縦横約1/4)
　カメラ：ニコンD810A ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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