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散開星団 M52と しゃぼん玉星雲

コメント：カシオペヤ座の、ケフェウス座との境界に近い部分にある散開星団で、
　　　　　画面左上側に写っています。
　　　　　細かい星が密集しているため、双眼鏡で見ると、星雲のように見えますが、
　　　　　望遠鏡では星団らしく見えます。
　　　　　M52は、天の川の中にあるので、周囲には、星雲・星団がいくつもあります。
　　　　　M52より右下、画面中央にある赤い星雲は、散光星雲NGC7635です。
　　　　　しゃぼん玉星雲とかバブル星雲と呼ばれ、惑星状星雲に分類されることもあります。
　　　　　その右上、画面上部右寄りには、散光星雲NGC7538が写っています。
　　　　　写真中央右下寄りには、クワガタ星雲と呼ばれる部分があります。
　　　　　このあたりは、IC1470などの星雲から成ります。
　　　　　さらに、右上側や右下側などにも、淡い散光星雲が広がっています。
　　　　　これらは非常に淡いので、眼視では確認できず、写真でしか見ることができません。
　　　　　また、クワガタの鋏の間にある、細長い星の集団は、散開星団NGC7510です。

撮影データ
　撮影日時：2006.8.3  27:10〜27:15, 27:15〜27:20, 27:20〜27:25, 27:25〜27:30
　露出：5分露光×4コマ,  StellaImage5にてダーク減算後、コンポジット合成
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：PENTAX 100SDUF 400mmF4
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀 + ミードDSI-PROにより自動ガイド
　　　　　　ケンコー L41 Super PRO WIDEフィルタ使用
　　　　　　35mm判換算で600mm相当
　カメラ：ニコンD50(改) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD50(改)+miniBORG45EDII+LPS-V4で撮影したM52と しゃぼん玉星雲, クワガタ星雲

ニコンD5100(改)+miniBORG45EDII+LPS-V4で撮影したM52と しゃぼん玉星雲, クワガタ星雲

銀塩写真で撮影したM52