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散光星雲 M78

コメント：オリオン座の三ッ星の北にある、青白い色の散光星雲です。
　　　　　ウルトラマンの「ウルトラの星」がある場所として有名です。
　　　　　やや左下寄りの一番明るい部分がM78(NGC2068)で、恒星の光を反射して光っている
　　　　　反射星雲で、望遠鏡を使うと眼視でも良く見えます。
　　　　　M78の左上にあるのはNGC2071、M78と暗黒星雲で区切られた右上側はNGC2067、
　　　　　右下側がNGC2064という、別々の番号が付けられています。
　　　　　M78の周囲には、あちこちに暗黒星雲が入り組んでいます。
　　　　　M78の右下側、NGC2064の真下にある、暗黒星雲を背景にした小さな2つ玉状の星雲は、
　　　　　以前はなかったもので、2004年1月23日に、アメリカのアマチュア天文家、
　　　　　マクネイル氏によって発見されました。
　　　　　暗黒星雲の中で生まれたばかりの原始星が輝き始め、周囲の星雲を照らし出したため、
　　　　　新たな反射星雲として見えるようになったと考えられています。

撮影データ
　撮影日時：2010.10.10  27:26〜28:07
　露出：5分露光×7コマ,  DeepSkyStackerでダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
        Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：静岡県小山町
　使用機材：タカハシ MT-160 + レデューサー D160mm f776mm F4.8
　　　　　　タカハシ EM-200B + ミードDSI-PRO + iAG ver 0.7.0 beta4により自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で約1,300mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD5000(無改造) ISO 3200
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD50(改)+miniBORG45EDII+LPS-V4で撮影したM78とバーナードループ

銀塩写真で撮影したM78

銀塩写真で撮影した馬頭星雲とM78