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ふくろう星雲(M97), 系外銀河 M108

コメント：画面左側のM97は、おおぐま座にある惑星状星雲です。目のような
　　　　　黒い部分が2つあり、ふくろうの顔のように見えるため、ふくろう
　　　　　星雲と呼ばれています。
　　　　　画面右側には、不規則銀河のM108が写っています。低倍率で見ると、
　　　　　M97と同一視野に見えます。
　　　　　M97は我々の銀河系の中にあり、地球からの距離は2,000光年です。
　　　　　一方、M108は2,300万光年離れた所にある、別の銀河です。
　　　　　この2つの天体は、似たような大きさに見えますが、実際には1万倍も
　　　　　距離が違い、たまたま同じ方向に見えているだけなのです。
　　　　　画面右上側を斜めに横切る線は、人工衛星の光跡です。
　　　　　画面上端にある小さな銀河は、NGC3594です。

撮影データ
　撮影日時：2003.4.26  22:27〜22:57
　露出：30分
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：タカハシ MT-160+レデューサー (口径160mm 焦点距離776mm F4.8)
　　　　　　タカハシ EM-200赤道儀 + ST-4により自動追尾
　　　　　　1,200mm相当にトリミング
　フィルム：エクタクロームE200 2倍増感
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD50とMT-160で撮影したM97,M108

ニコンD50とケンコー63-540+ボーグ7887で撮影したM97,M108

ニコンD5000とケンコー63-540+クローズアップレンズ AC No.3で撮影したM97,M108