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系外銀河 NGC247

コメント：くじら座β星の南にある、渦巻き銀河です。
　　　　　視直径は20分あり、かなり大きいですが、光度は9等級で、淡いため、
　　　　　かなり空が暗い場所でないと見づらいです。また、南にあるため
　　　　　南中高度が低いのも、見づらい原因です。
　　　　　地球からの距離は、約750万光年で、アンドロメダ座大星雲の3倍程度
　　　　　の距離のところにあります。
　　　　　この周辺では、もう少し南にあるNGC253の方が明るく大きいため、有名です。
　　　　　NGC247の周囲には、小さな銀河が多数点在しています。
　　　　　画面左端下の淡い銀河はPGC2902、NGC247の左上にある小さな銀河は
　　　　　PGC2796で、いずれも15等級です。
　　　　　さらに上には14等級のPGC2701があります。
　　　　　NGC247の右上側には15等級のPGC2683があります。
　　　　　このほかにも、15等〜17等級の銀河がいくつも写っています。

撮影データ
　撮影日時：2007.9.8  24:30〜24:40, 24:40〜24:50, 24:50〜25:00, 25:00〜25:10, 25:10〜25:20
　露出：10分×5枚、StellaImage5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：タカハシ MT-160+レデューサー (口径160mm 焦点距離776mm F4.8)
　　　　　　タカハシEM-200赤道儀 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で1,500mm相当にトリミング
　カメラ：ニコンD70(改) ISO 800
　撮影者：沼尻　裕
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銀塩写真で撮影したNGC247