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系外銀河 NGC253、球状星団 NGC288

コメント：右上に写っているNGC253は、ちょうこくしつ座にある、大型の系外銀河です。
　　　　　地球から約1,000万光年の距離にあるので、アンドロメダ座大星雲より
　　　　　4倍程遠いところにありますが、銀河の中では比較的近くにあるものです。
　　　　　形としては、渦巻き銀河に分類されていますが、かなり横の方から
　　　　　見た形ですので、つぶれたZ型に見えます。
　　　　　一方、左下に写っているNGC288は、ちょうこくしつ座にある、
　　　　　大型でまばらな球状星団です。
　　　　　NGC253のすぐ南にあり、いて座のM55に似た感じで、かなり見応えはあります。
　　　　　いずれの天体も、空が暗い場所へ行けば、双眼鏡や望遠鏡で見ることができますが、
　　　　　南に位置しているため、日本では南中高度が低く、見られる機会は多くありません。

撮影データ
　撮影日時：2012.11.15  21:37〜22:39
　露出：10分×6枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
　　　　Adobe Photoshop CS6により調整
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：タカハシ FC-76 + 76Dレデューサー D76mm f438mm F5.8
　　　　　　タカハシ EM-200B赤道儀 + ミードDSI-PRO + iAG 0.8.1により自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で約657mm相当
　カメラ：ニコンD7000(無改造) ISO 1600
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD50(改)+MT-160で撮影したNGC253

銀塩写真で撮影したNGC253

銀塩写真で撮影したNGC288