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ケフェウス座の散光星雲 Sh2-135, Sh2-140とその周辺

コメント：Sh2-135は、写真の左下に赤く写っている、ケフェウス座の小さな散光星雲です。
　　　　　下端のギリギリ画角外にあるζCepから、東に1.5度程度の位置にあります。
　　　　　画面右上にある明るい星は、ξCepですが、この左側などにも、淡い星雲が
　　　　　あちこちに広がっており、左下側にある比較的大きい星雲がSh2-140です。
　　　　　Sh2-135の右にはSh2-134、Sh2-140の左上にはSh2-145とSh2-150があります。
　　　　　いずれも淡い星雲ばかりですので、眼視では見えませんし、写真でも改造デジカメや、
　　　　　赤に強いフィルムを使わないと、なかなか写ってくれません。
　　　　　また、画面右端近くには、散開星団NGC7160が小さく写っています。
　　　　　このあたりは天の川の中にあたり、画面右下などには暗黒星雲もあり、
　　　　　特別派手ではないものの、意外に賑やかです。

撮影データ
　撮影日時：2008.11.1  21:16〜22:06
　露出：5分×10枚、StellaImage5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、
　　　　Photoshop CS3にて調整
　撮影場所：長野県下伊那郡
　使用機材：Aiニッコール ED180mm F2.8S 絞り開放
　　　　　　タカハシ EM-200B赤道儀 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
　　　　　　35mm判換算で約420mm相当
　カメラ：ニコンD70(改) ISO 800
　撮影者：沼尻　裕
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ニコンD600+miniBORG45EDIIで撮影したSh2-140

ニコンD5100(改)+miniBORG45EDIIで撮影したSh2-135